うれしさと残酷

2003年12月9日
今日バイトに行くと元彼女がいた。
そういえば、明日バイトだって言っていた。

僕はシフトを見てみた。
すると今日が僕と彼女がかぶっている日の最後だった。

それはつまり完全な転機であることを示していた。
会いたいっていう気持ちがあっても会えないし、会いたくないって思う時に会うこともなくなる。

会わなければメールや電話をするタイミングもないだろう。

そして僕は最後に確信したくて電話した。
いつものように世間話をして最後に聞いてみたんだ。

僕は「ちゃんと新しい彼氏に大切にされてるか」って聞いた。
元彼女は「えっ・・・うん。大切にされてるよ」って答えた。
僕は「それを聞けて良かった。じゃあね」って言って電話を切った。

こうなると思ってたんだ。

でも事実は少しだけ違った。

「彼氏にはたくがしてくれたほど大事にされてないかもね・・。
よく分からないことも多くて。
だからあんまり考えないようにしてるんだ。」

僕は想像外の答えに何て言えば良いか分からず、「おれの時は大事にされてるって思ってくれてるんだね、ありがと」って言った。

しかもこの話しの前に12月でバイトを辞めるって言っていた元彼女が
「やっぱり続けようかな」って言っていた。
そう言われると思わず
「うん。そうしなよ」って言ってしまった。

元彼女は一体どういうつもりで、言ったのだろう。

僕はうれしいような、残酷なような気持ちだった。

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