就職活動の記憶

2003年12月1日
大学を一浪して入った友達と話していたら、就職活動の話しになった。
もうそんな時期かって思った。

僕は本格的に始めたのは2月中旬で、回りより遅かった。
だから普通ある程度業種を絞って活動するもんだけど、僕は最初はなんとなく知ってるところをエントリーしていた。

まあ、それでも何とかなるもんで、最終的には幾つかの内定を貰うことができた。

一番最初に内定を貰ったときのことを思い出した。
初めて内定を貰ったのは3月の中旬から下旬だった。
その日は何の就活の予定もなかったから、彼女と久しぶりに遊んでいた。

その夜、彼女は僕の家に来ていた。
二人ともベットの中にいるときに僕の携帯が鳴った。

電話に出るとある企業からで、最初の内定を貰った。
うれしさと良かった、という気持ちで僕は電話を切った。

振り返って彼女を見ると、彼女は泣いていた。
僕は突然のことでよくわからず「どうしたの?」って言ったんだ。

すると彼女は「ほんとはすごく心配してたの。でも、たくにプレッシャーとかかけたくなくて言わないようにしてたから、すごくうれしくて。おめでとう。」

僕は内定なんかより、その気持ちの方がよっぽどうれしかった。

僕は多分その日で一番幸せな男だったと思う。
そして今までで一番うれしかったことだ。

それがこの家のすぐそこで起きたことだと思うと切なくて。

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