理想と現実

2003年8月30日
僕は現実主義者だと思う。

元彼女は前に「私は誰かと付き合っている時に他の人を気になるなんてありえない。でもタクはすぐ他の人に目移りしそう」と言っていた。
そんなわけないだろとか言いながら、これは完全に逆だと僕は思った。
元彼女は自分では気づいてないが、理想主義者だった。

理想主義者はもし自分に合うなと思った人が出てきた場合、その人との未来の可能性と、今の恋人の過去の記憶を無意識に天秤にかけるのだろう。
理想主義者にはもともと「未来」という言葉に大きな期待があるために迷った末にそちらにかけることがあるのだと思う。
だけど現実主義者はもし気になる人が出てきても、その人とうまく分かり合えるにはどのくらいかかるだとか、もしその人とうまくいかなかったら、今の恋人ともいなくなるなど、「過去や現状」に付加価値をつけるのだと思う。
そして現状を維持していく。

そういった話しを元彼女にした時、でも現実主義者のほうは恋人に対して失礼だと言っていた。
他に気になる人がいるのに、相手の気持ちを受け入れるのは失礼だって。

そうだろうか。
確かに一見、相手の誠意に対して失礼だから別れるというのは理にかなっているように思えるけど、恋人にとって見れば、その人といられることが幸せなんだと思う。
だから別れをもって償う、みたいな行為は独りよがりだと思う。

でも僕がたいてい好きになる子は理想主義者なんだ・・・

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